価格：3,800円

映画『旅の贈りもの 0:00発』の撮影に使用された特別編成の列車、EF58-150、スハフ12 702、マイテ49 2という編成は、過去に一度もなく、映画撮影のために特別に編成されたものです。

日本国内に動態保存されている旧国鉄形車輌の中でも、鉄道ファン・鉄道マニアに人気No.1の電気機関車と旧型客車を、映画撮影時に組まれた時刻表を時間軸に、空撮・走行風景・運転席内・客車内・車窓風景などで紹介します。

鉄道ファンのためのマニアックな部分や、映画には無いシーンもふんだんに収録されており、映画を見ていない方にも十分に楽しめる内容となっています。

・EF58-150EFは昭和21年〜33年の12年間で172両が製造され、150号機は昭和33年に完成。

東海道本線や山陽本線の特急や急行列車・寝台列車などの牽引で活躍しました。

昭和60年に1度廃車になりましたが、昭和62年に復活し、現在はJR西日本宮原総合運転所に配属されています。

・スハフ12 702昭和44年から46年の2年間で90両が製造されたスハフ。

702は、木目調を基本とした内装、背もたれが低いタイプの黒レザー張りのシート、木製の窓枠など、現在は明治風客車にリニューアルされ往事の雰囲気をかもし出しています。

・マイテ49 2昭和13年に製造された一等展望車で、東京〜下関間の「富士」で活躍した車輌です。

戦後は特急「つばめ」『はと』にも使用され、昭和36年に廃車となりましたが、昭和62年に車籍が復活しました。