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ぼくはうみがみたくなりました
ぼくはうみがみたくなりました

レビュー評価:4.56(5点満点) レビュー数:9

価格:1,680円

山下久仁明ぶどう社この著者の新着メールを登録する発行年月:2002年10月登録情報サイズ:単行本ページ数:175pISBN:9784892401589【内容情報】(「BOOK」データベースより)明日美は、看護学校に通う女子学生。


だけど、学校をやめようかと悩んでいた。

そんな明日美が、一人でドライブに出た。

つらかったり悲しかったりしたとき、いつもいく場所があった。

そこで、少し年下に見える彼と出会った…。

「海を見に行きませんか?」明日美は、彼をドライブに誘ってみた。

彼を助手席に乗せ、湘南へと向かう。

でも、ちっとも楽しくない。

彼は、名前も教えてくれない。

一言も口をきいてくれない。

こんなことなら一人の方がよっぽどまし…。

海岸沿いの駐車場で休憩していると、老夫婦が、声をかけてきた。

城ケ島まで乗せてって欲しい、と言う。

二人でいるより四人の方が気楽になれそう。

こうして、4人の小さな旅がはじまった。

1泊2日の小旅行…。

やがて明日美は、彼が少しずつわかってきた。

自閉症が、ちょっとだけわかってきた…。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)山下久仁明(ヤマシタクニアキ)1960年、東京生まれ。

日本大学芸術学部放送学科卒業。

日本シナリオ作家協会会員。

しょうがい児の放課後活動の場「フリースペースつくしんぼ」(東京都町田市)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。

本 > 小説・エッセイ> 日本の小説> 著者名・やらわ行

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